働く原動力って多くの理由があると思います。
・お金のため
・名誉のため
・会社のため
・家族のため
働く理由一つ取っても多種多様
働く理由一つ取っても多種多様です。
単にお金だけが自分の利益だ!
って考えている人もいれば、いやいや会社の中でちゃんと評価されて自分の自己肯定感を上げるために頑張ってるんだ!
っていう人もいます。
それぞれ人が思っている自分にとっての利益っていうのは様々なんですね。
基本的に人間というのは、自分の利益のために動いている。
自分が損するということからは避けたい!というふうに「誰もが」考えている。
というように考えていた方が、ドライですけど人間関係や仕事上の仲間関係、知り合いも含めて上手くいくんじゃないかな、と思います。
本当かよ!
って読んでて思った方。
この話はですね、何も私一人の意見じゃないんですよ。
古代中国の思想家である韓非という人の韓非氏という本でも書かれていることです。
え!
なにそれ知りたい。
って人は古典なので読みにくいですけど、頑張って読んでみてください。
人間は「自分の利益のためにしか動かない」というのが本質的にある。
だからお金の場合は、その人が一生懸命そのお金のために働いているという実績もあるのに、会社側が提示した報酬がその人が思っている金額に満たない場合、当然ですが不満が出てきます。
そして、より高い給料で雇ってもらえる会社へ転職してしまいます。
その人の利益が自己肯定感だった場合、自分をちゃんと評価してくれて自己肯定感を上げたいという利益のために働いている人にとっては、評価として給料などのお金をたくさん頑張ってるからという理由で渡しても、「いや、そういうことじゃないんだよなぁ」と感じます。
そして「うちの会社は何も分かってくれない」と思うじゃないですか。
それよりは頑張っていることへの評価をお金ではなく、例えば皆の前で表彰して賞賛してあげる方が良いですね。
誰々さんは今月すごく頑張ってくれたので…と、朝礼とか昼礼などの、社員みんなが集まる場で正式に評価してあげる方が、お金を渡すよりもその人にとっては喜ばしい利益になります。
男女関係でも同じです。
例えば男女がデートに行ってるとしましょう。
男性の方はその女性ともっと仲良くなりたいと思って食事に誘っていたとして、食事の後も何か予定を考えたりしていたにも関わらず、結局は食事だけで終わって帰る事になった場合、その男性が急に不満気な感じになるっていうパターンはよくある話です。
逆に女性の方も、その男性と距離を縮めるために一緒に食事に行ったとしましょう。
その食事に行ったレストランが、普段はいけないような少し高級なレストランで、ロケーションも素晴らしく、食事も会話も充分に楽しめたとする。
そしたら、その女性にとっては既に利益を感じているわけです。
つまり、楽しい思い出作りも出来たし、男性との距離も縮まったし、満足できたとしたら別にもう、そこで終わりじゃない ですか。
ですので、そういった個人個人が「何を利益として考えているか」という部分のギャップ が、その個人毎に存在するので人間関係が上手くいかないという現象が起こります。
組み合わせが大事なんですね。
その相手が利益だと考えているものを、自分はちゃんと提供できているかどうか?
これを考えて行動するだけでも人間関係は変わりますよ。
コメントをお書きください