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#069 【孤独の解消シリーズ2】管理職者は孤独とどう付き合うか?

2023年の最後の記事になりますね。

よくもまぁ、こんなブログ記事を読んで頂き、ありがとうございます。

 

さてさて。

大晦日にお届けする記事の内容は…??

 

まったく大晦日と関係ありませんw

 

 

 

管理職者も独特の孤独を感じています。

 

管理職者の孤独とのつきあい方や、克服の仕方について私なりの話をしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

管理職者は会社内で孤独である


 

管理職者とは、上にも下にも従業員が居る存在です。

 

上からは、大きなビジョンで話をされます。

 

それは中長期的な計画の話であったかと思うと、突然「今すぐ」の話へ飛んだりします。

 

それはもう好き勝手な事を言います。

 

そこで、「一体どっちなんだよ!」

と思ってしまうわけです。

 

 

下からも好き勝手な事を言われます。

 

やれ「給料が少ない」だの、

「それは自分の仕事じゃない」だの、

「もっとしっかりして欲しい」だの

 

 

責任をとれる立場ではない分、好き勝手な事をいとも簡単に言います。

 

 

そこで、「アレもコレも出来んわ!」

と思ってしまうわけです。

 

 

上からも下からも好き勝手な事を言われ、上からは『使えないヤツ』、『トロクサイやつ』と思われ…。

 

下からは『出来ない上司』、『上のゴマすり』、『あいつのようには、なりたくない』と思われ…。

 

非常に孤独な戦いに身を投じています。

 

 

 

中間に位置している管理職であるからこそ、色々なレッテルを勝手に貼られているのです。

 

 

 

 

 

 

 

レッテルを気にするな!


 

このように色々なレッテルを、勝手に貼られているわけですので、本人は非常に周りの目が気になります。

 

 

上には『出来るヤツ』と思われたい!

 

下からは『尊敬できる上司』でありたい!

 

こうしたレッテルを気にする余り、鬱病やノイローゼになってしまった人を何人も見てきました。

 

 

・出来るヤツと思われたいから、多少無理でも頑張ってしまう。

 

・尊敬できる上司でありたいから、部下に優しく親身になって接しすぎてしまう。

 

・経営者から言われたことを、その期待以上の結果で返したい。

 

・部下に何を聞かれても、的確で正しい回答をしなければならない。

 

・そのためには、実績を結果を残さなければならない。

 

 

こうして、自分の能力以上のことに時間と体力とを費やして、どんどん枯れていくのです。

 

 

 

シンプルですが、無理は続きません。

 

出来ない事は、出来ないのです。

逆に、出来る事しか出来ないのです。

 

 

家族もアナタの事を分かってくれません。

 

 

 

家で仕事のグチ等を言おうものなら

 

「嫌ならやめたら良いのに・・・」

 

「私だって子供の世話で大変なのよ!(お前の方が楽だと言っている、そしてそれは真実)」

 

「情けない・・・、アナタが辞めたら家族はどうするの?これから子供にお金がかかるの分かってるでしょ!」

 

等と、情け容赦ない回答が帰ってきます。

 

 

 

 

では、どうしたら良いか?

 

「レッテルなんて気にするな!」

って事です。

 

 

いつも頑張っているアナタは、会社の期待に常に応えられるスーパーマンではありません。

 

ストレスまみれで働くアナタは、どんな時も優しい聖人君子ではありません。

 

 

 

その状況で、一生懸命踏ん張っている、どこにでも居る一人の人間なのです。

 

 

 

 

 

 

 

どうすれば孤独から解放されるか?


 

結論を先に言います。

『無理せずいきましょう!』

 

 

良いじゃないですか、出来ない事があっても。

それを出来る部下に任せるために、今のポジションに居るのです。

 

 

良いじゃないですか、上司の期待に応えなくても。

会社は、アナタ個人の結果を期待しているのではありません。

 

アナタが率いているチームの結果に期待しているのです。

 

 

百発百中なんて事は、世の中を舐めてます。

一流打者でも3割です。

 

 

常に出来る、成功する!

なんて舐めてかかるから失敗します。

 

 

何度失敗しても諦めない!

って覚悟を持って自分の部下に接して下さい。

 

 

成功するから尊敬されるのではなく、その覚悟が部下よりも高いから尊敬されるのです。

 

 

やってダメなら、やり直せば良い。

出来るまで諦めなければ良い。

 

 

何よりアナタが意欲的で、意思が高くないと部下もついて行けません。

 

 

アナタが行こうとしているその道は、上にも下にも分からない、初めての道なんです。

 

そこをアナタは、堂々と先頭を切って歩いて行くんです。

 

 

 

その道は間違った道、間違った方向でも良いのです。

堂々といきましょう。

 

 

間違ったらその時に、「間違えた!」と言って方向転換し、また堂々と歩きましょう。

 

そんなアナタの姿勢に、上司も部下も尊敬するのです。

 

 

だから中間管理職は辛くない!

 

 

 

最初にその道を歩けるのだから、中間管理職は面白い!

はずです。

 

 

それが出来たとき・・・アナタはもう孤独じゃありません。

 

 

 

おわり