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#063 5Sの習慣化の大切さ

5S活動の取り組み方に関するご依頼があります。

 

5sとは

整理、整頓、清掃、清潔、躾の5つの頭文字のSです。

 

 

よく会社とか工場とかで実施されています。

しかし、なかなか根付きません。

 

 

それは、大きな勘違いをしているから。

今日はそんな話です。

 

 

 

 

 

 

5S活動のコンサル依頼の際に、いつもする質問があります。

 

それは…

「5Sの中で一番大切なSは何だと思いますか?」

 

 

驚く事に殆どの方(どなたも工場長や生産現場の部長クラス)が“躾”とお答えになります。

 

 

 

実は私、“躾”という言葉が好きではありません。

 

躾は「やらせるもの」だからです。

やらせる事では、活動は根付きません。

 

 

 

やらせるような“管理する”という活動ではなく、協力し合って良くしていく方が適しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうすれば5S活動が根付くの?


 

①躾ではなく習慣にする

 

まず、これが大事です。

では習慣にするためには、なにが必要か?

 

 

 

②量をこなす事です。

 

日常生活でもそうでしょう!?

歯磨きは、毎日やってるから、やらない日は気持ち悪いのです。

 

 

タバコをすう事も、お金を揃えて財布に入れる事も、例えば爪を噛むクセがある人も、全て、何度も何度も行ってきて「習慣」になりました。

 

だから習慣になるまで、量をこなせば良いんです。

 

で、その量をこなすまでが大変なのですが、最初は・・・

 

 

 

③関心を持たせる事

 

④認知させる事

 

この2つが重要です。

 

 

まず関心を持たせる為に、「その活動を行ってほしいと願っている人」が、それをドンドン行いましょう。

 

そして周りの皆に知ってもらい、その行動を継続して行う事で、その行動を認知させるのです。

 

 

殆どの会社で5Sが根付かないのは、上長が「やれ!」とだけ言って、自分がやらないからです。

 

やったとしても、それが気になっている数日、しかやらないから周りには根付きません。

 

 

 

 

そして最後に

 

⑤最も効果的な方法でアピールする

 

実はコレが一番難しいです。

 

 

 

上記の①~④は、上長が1~2ヶ月も我慢して頑張れば、次第に周知されていきます。

 

しかし効果的な方法でアピールしていかない限り、「上長が頑張って綺麗にした」だけに終わってしまいます。

 

これでは全体に広まって「活動」にはなりません。

 

 

 

基本的に人間は苦労して、我慢することを継続することはできません。

 

ですので、効果的にアピールすることが、上記4つのレバレッジ(てこの原理)をかける事になります。

 

 

 

この方法ですが・・・。

 

これは私が指導してきた、たくさんの事例がありますので、どこかの機会で紹介していきます。

 

 

 

もし、急務で困っている人は、コメントください。

 

 

 

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    てるみん (水曜日, 27 12月 2023 09:55)

    5Sは本当に大切ですね。それをあの忙しい中でも体現されている村長には頭が下がります!
    5つ揃えるとなると大変ですが自分でも実行していきたいです。