#049 観光名所【上杉鷹山】

 

こんな格言があります。

 

「1本の木から1000本のマッチが作れるが、1本のマッチは1000本の木を焼き尽くす」

 

私はこの話を聞いて、上杉鷹山の話を思い出しました。

 

 

アメリカのJ・F・ケネディ元大統領が尊敬する日本人政治家として名前の挙がった、有名な人です。

 

 

どんな人かというと

・没落しかけていた米沢藩の窮地を立て直した。

・現代でも通用するような政治手腕を残した。

・江戸中期の政治家。

 

※1751年7月20日生まれ。

高鍋藩に生まれたが、祖母の推薦で米沢藩主 上杉重定の養子になった。

 

「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」

 

「やってみせ、言って聞かせて、させてみる」

※山本五十六の言葉の元となった格言

 

 

など、有名な格言（実績も）を多く残した政治家です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『種火』の話が有名ですね。

※僕が一番好きな話です。

 

 

上杉鷹山は周りの補佐役に、こう言います。

 

「一人ひとりは種火（自分も含めて）だが、お前たちはコレ（種火）を配る役をしてほしい。」

 

 

一人ひとりの『火』は小さいですが、誰かに燃え移らせる事が出来たら、それはやがて大きな火となり、全体を燃え上がらせます。

 

 

私が親しくさせて頂いている先生の話ですが、某大手（誰もが知っている）電機メーカーの方がいます。

 

以前、一緒にお酒を飲みに行ったときに聞いた話です。

 

 

 

この方は、解析業務に非常に興味があり、なんと一人で勝手に解析業務をコツコツとやっていたそうです。

 

周りからは「変な奴」とか「頼まれてもないのに何で？」など、良くない印象で見られていたそうです。

 

 

 

ところが、続けていくと・・・

 

仲間が一人増え、また一人増え、と・・・どんどん協力者が現れたそうです。

 

ついに、その企業では解析センターとして「事業部化」してしまうまでに大きくなったそうです。

 

 

 

 

この話は、まさに種火の話だと思います。

 

『光』に言い換えても良いかなと思います。

 

 

 

虫に限らず、人間も光のあるところに引き寄せられる事ってありますよね（笑）

 

つまり、『光』を『観る』わけですから、観光になります。

 

 

 

そして観光名所になれば、より多くの人（協力者）を引き寄せられると思います。

 

何かを行おうと思うと最初は非常に大変ですが、諦めずに継続さえしていれば、やがて観光名所になる事が出来ると思います。

 

 

 

ん？僕？？

全然出来ていません・・・。( ;∀;)

 

早くそうなれるように頑張ります。