小学校の時、三角形の内角の和は180°になるんだよ!
って学校で教わりましたよね。
紙を使って、折ってみると分かりやすいですね。
でも実はコレが、現実世界では必ずしも180°になるわけではない、と言ったらどうします??
「え、そんなバカな!」 って思いますか?
いやいや、実際に私たちが生きている、この世では180°にならない事も多いのです。
これは数学のルール、によって180°になると決まっているのです。
ちなみに、このルールの事を「公理」と言います。
非ユークリッド幾何学
さて、このルールですが、一般には「ユークリッド幾何学」と呼ばれています。
ユークリッド幾何学は「直感的に」理解できる空間を想定された幾何学なんです。
直線はどこまでも伸ばせるし、平面はずっと平らな面だし、平行線はどこまでも平行なんです。
現実世界が、いや~当然そうなるよね!
っていう前提のもとに成り立っているのです。
では、この記事のアイキャッチ画像を見てください。
ね、180°よりも大きくなるんです。
地球じゃなくてボールとかでもOKです。
これを「非ユークリッド幾何学」と言います。
非ユークリッド幾何学は、ユークリッド幾何学の平行線公準が成り立たないとして成立する幾何学の総称です。
アインシュタインの一般相対論を理解するためには、非ユークリッド幾何学(=リーマン幾何学)を理解しておく必要があるのですが、簡単に言えば曲がった空間における幾何学のことです。
ちなみに、もちろん僕も一般相対性理論をちゃんと理解してませんw
ここから、ちょっと面白い風に考えてみました。
いわゆる、社会一般常識的な生き方や「当たり前」とされる『普通』をユークリッド幾何学とします。
ほとんどの人が、このルールに沿って生きています。
でも、このルールでは生きにくい人も大勢居るんです。
そのルールからはみ出した生き方をしている人の普通を、非ユークリッド幾何学とします。
よく 「変わってる」と言われる人たちが、非ユークリッド幾何学的な生き方をしているのです。
でも、先の三角形の内角の和の話と同じように、この世には
ユークリッド幾何学もあるし、非ユークリッド幾何学もある。
それが、むしろ普通なんです。
さぁ!変人共よ!!
胸を張って生きましょう!
(僕も連れてってね)
コメントをお書きください
てるみん (金曜日, 24 11月 2023 22:56)
みんなを連れて行ってくれているのが村長だと思います�
そっちに並びたいです。