江戸時代に77万石を有した薩摩藩の島津家に伝わるに教えです。
「男の順序」という名称ですが、男社会であった当時とは違い、現代では「人の順序」になるかもしれません。
現代においても、人を評価するのにマッチングした内容ですので、多くのセミナー等で取り扱われています。
僕のセミナーでも余談中に、たま~にお話しする内容です。
(ほかのアホな話に夢中で、よく忘れて終わった後に話せばよかったと後悔してますが)
これには諸説あり5段階で表現する事と、6段階で表現する事があるようです。
ちなみに私は6段階でお話ししています。
男の順序
早速、まずは1番目か紹介していきます。(1番良い方から)
『何かに挑戦し、成功した者』
高い評価を得る人物とは、何かに挑戦し、尚且つそれを成功させた者、ということですね。
確かに挑戦することは難しいです。
挑戦しようとした時に、頭に浮かびやすいのが「失敗したらどうしよう!?」ですからね。
(私はアフォなので、やる前から失敗は考える事が少ないですが)
2番目
『何かに挑戦し、失敗した者』
何かに挑戦する事、それ自体が重要って事でしょう。
失敗したからと言って人物の評価は高いのです。2番目ですからね (^^)
では、挑戦し成功した者が1番、失敗しても2番とすると、3番目に来るのは何でしょうか。
3番目
『自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者』
これに向いている人も多く居ると思います。
自分からは何かに挑戦していく度胸があるタイプではないのですが、思慮深い人が多いと思います。
ですから何かに挑戦している人に対して、無性に手助けしたくなるって人です。
「お!何やってるの?」
「俺に手伝える事があったら、何でも言ってぇな。」
こういう人が周りにいると、本当に助かります。
本人は自分の出来る範囲で手伝うって言ってるんですが、その出来る範囲が結構スゴイから頼んだこちらが逆に驚かされます。
4番目
『何もしなかった者』
何もしてないのが4番目なの?
あと2つは何?
と気になる人も居るでしょうが、ココでいう「何もしなかった」とは
「自ら率先して何かをしようとしたのでなく、人に言われる事だけを、ただする人」
という意味で私は捉えています。
だから『人に迷惑をかける人』という事にはなりませんよね。
何でもそれなりに行うが、言われなければやらない、って感じかなぁと思います。
5番目
『何もせず、批判だけする者』
うん、居るね。
達観振りして「あ~だ、こ~だ」言う人。
「お前は評論家か!? 何々ニストやねん!」
って思います。
自分は何もやらないクセに、人の批判だけは達者なヤツ。
(もう、ヤツ扱いします)
じゃ、お前やってみろよ!
って言うと、なんだかんだと言い訳して結局やらない。
「そんなんなら、せめてお口だけはミッフィーにしておいてくれないかなぁ」
って思いつつも、それは大人気ないからコチラは言わない。
で、言わないのをいい事に、また評論を始める。
・・・せめて空気くらいは読もうね。
6番目(これは諸説あります。5番までという人も)
『何もせずに批判するだけでなく、足を引っ張る者』
さっきの評論家で、さらに空気も読めず、それどころか自分は良い事してるんだ!人気者だ!
というタイプですね。
いわゆる勘違いヤローです。
(ヤツ→ヤローに格上げです)
このタイプの人は、周りを巻き込んでいきます。
「な、な!?そう思うだろ!」・・・って。
そして巻き込まれた人が多くなって多数派になると、少数派を攻撃するようになります。
ただ妨害しているだけなのに、本人は良い事してる!
って思ってるのですからタチが悪い。
もう、こうなったらアカン。
なるべく強めのお薬飲んで、ジッとしていてください。
これが薩摩の教えなのですが、本当に現代に通じる良い教えですよね。
創作されたんじゃないか?
って話もあるようですが、私は別に真相はどうでもいいです。
良い言葉は、誰が言っても、いつ聞いても、イイ!
1番に行きたいなぁ、1番に居続けたいなぁ、と思います。
あなたは、どう感じましたか? (^^)
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てるみん (土曜日, 25 11月 2023 18:01)
いつも2番です。それか、挑戦した人の手伝いをしているつもりで空回りしている人です。笑