私は以前までは、失敗の科学を実践する生き方をしてきました。
ですが30代後半に差し掛かった時、つまり人生の折り返し地点まで来て、やっと「おかしい」事に気づきました。
世間一般的に言われている?正義や、これまで培ってきた倫理観や論理に従って、ずっと素直に生きてきたのに、それらを教えてくれた人々の言うような「幸せ」な人生に近づいている気配すらしない事に気づいたのです。
そのとき瞬間的に気づきがありました。
そもそも、それらを教えてくれた人々(親や学校の先生や会社の先輩・上司等)自体が、はたして言っていたような幸せな人生を歩んでいるのだろうか?と。
この事に気づいたとき、ものすごく怖くなったのを覚えています。
「アカン、この人達のいう事の通りに生きて行ったら、この人達と同じような人生になってしまう」
と思いました。
そこで、無理のない事から一つ一つ、全く逆の事を実践していきました。
それこそ本当に小さなことから。
例えば、私は
「ご飯は残したらいけません。勿体ない」
と教えられて育ちました。
いつもお腹一杯になっても、多少なら無理をして残さずに食べていました。
しかし、この日からお腹が一杯になったら食べない、という事を実践していきました。
すると、段々と自分がお腹一杯になる量が、正確に分かってきたのです。
そして、残さない程度の量のご飯しか配膳しない、外食でも残さない程度の量しか注文しないようになっていきました。
世間一般に言われている事よりも、自分の感性や直感を大事にしてください。
きっと「何かがオカシイ」と気づいた瞬間です。
そして直感や感性に従って行動しましょう。
良いか悪いかは分かりませんし、成功か失敗かは保証しませんがきっと楽に生きれるようになります。
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てるみん (火曜日, 21 11月 2023 09:36)
村長が以前「人の心は変えられませんからね」と言われていた意味が何となくわかってきました。
そんなふうに考えると要らない苦労をしなくて済みます�