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#039 そこに愛はあるのかい!?【マインド】

このフレーズを懐かしいと感じた人は、そこそこの年齢ですね。

 

男性なら私と同じく、おっさんです。

えぇ、間違いなく。

 

なんと言うか、健康志向ってあるじゃないですか。

まぁ、別に健康志向なのは良い事だと思うんです。

 

心と体に気を遣う、大変素晴らしい事です。

 

 

僕が気になるのは、健康志向に度が過ぎることです。

やれ無添加だ、無農薬だ、オーガニックだ…と。

 

 

自分が好きでやってる分には、ぜんぜん良いと思うんですよ。

 

でも健康志向に目覚めて、「それ」の良さを知った人ほど、食事の際に得た知識を自慢するじゃないですか。

 

自慢するばかりか、他人の食事にまで口を出してくる。

これはイタダケナイと思うのですよ。

 

 

確かにオーガニック食材を作っている人は、愛を持って「それ」を作っている事だと思います。

 

では、農薬を作っている人は、そこに愛が無いんでしょうか?

 

 

昔、全ての野菜や果物は、無農薬で作られていました。

 

でも無農薬で作っているから、天候や環境(虫など)等に生産高が左右されてしまっていたのです。

 

日本史で習った、「江戸四大飢饉」といわれる

①寛永の大飢饉

②享保の大飢饉

③天明の大飢饉

④天保の大飢饉

等がまさにそれです。

(※寛永の大飢饉を除いて、江戸三大飢饉という場合も多い)冷害、干ばつ、水害、異常気象、害虫の異常発生などが原因のようです。

 

 

飢饉による死者数は、数千~数万の単位で、まさに「どげんかせんとイカン」状況だったのです。※これも古いw

 

そこで、少しでも不作にならないよう、農薬が開発されました。

 

 

そうです、農薬を作っている人も不作による飢饉を無くそうと、同じ国に住む皆のために「愛を持って」作っているんです。

 

それを何ですか!

いかにも農薬が悪だ!

と言わんばかりのディスり方は。

 

逆もそうですね。

「無農薬の何がいいんだ!」、「科学的根拠はあるのか!?」

 

いい加減、いい歳なんだから不毛な議論はやめましょう。

正義を語るのはやめましょう。

 

正義なんて、見る視点で変わるのですから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この世に残っている全てのものは、「愛を持って」作られたものばかりです。

 

 

そこに愛が無いものは、自然に淘汰されていきます。

 

 

一面的な見方で、良い・悪いを判断せずに…。

 

「そこに愛があるか・無いか」で見ていくと。

 

 

人のやさしさが見えてきます。